現在海外製で日本に参入しているソフトウェア
Genetec社 Omnicast と SecurityCenter
Milestone社 Xprotect
Exacq社 exacqVision
Avigilon社 avigilon
上記の性能は僅差になってきている。
2015年リリース予定のOmnicast 5.3ではGPUのCUDA対応を予定しています。
4K 8K表示で圧倒的なパフォーマンスを提供予定です。
さて、
日本製のソフトウェアとの比較では、想像を絶する違いがあることをご存じたろうか。
一台のモニター(一台のPC)に一台のカメラを30fps(コマ秒)で表示できるとあります。
複数表示では10fpsと書いてあります。
解像度の定義が明確ではないのですが、多分VGA(640x480)
実際にOmnicastはどのくらいの表示能力があるか。
VGA(640x480)であればビデオカード2枚(PCは1台)を使用して4台のモニターに64台のカメラを30fpsで表示する事が可能です。
何故この様な極端な差が出るのか?
1) VGAで30fpsで使用するJPEG帯域は画質により大幅に差が違うが代替6~15Mbps、H.264であれば1/8程度。
2) JPEGはCPUの演算負荷は小さいが、CPUがデーターを読み取る負荷(メモリーアクセス)が強烈に大きい。
3) 殆どの(FIREDIPPER MewGazerを除いて)国内ソフトウェアはhttpで画像/音声をゲットする。強烈にネットワーク処理負荷が高い事を示す。 一方のGenetecはRTSPプロトコルでストリームを受け取る。
4) もともとJPEGにしろMJPEGは静止画用のコーデックであり、そのコーデックの性能改善は殆ど停滞気味である。しかし、H.264はCPUのマルチメディア命令の拡張、GPU能力の活用などで劇的に性能が現在進行形で向上している。
5) Microsoft .net C#によるプログラミングでないと最新マルチCPU/ハイパースレッドにおけるマルチタスクパワーが発揮されない。 Javascript/ActivXだけでは特定の実行環境を除いて非力である。